コールドチェーンモニタリング導入事例:IceConnect プラグ & プレイセンサー

コールドチェーンモニタリング導入事例:IceConnect プラグ & プレイセンサー

世界で製造される食品の 3 分の 1 が廃棄されており、その多くが世界のコールドチェーンにおいて発生しています。これは、16 億トン (約 1.2 兆ドル相当) もの食品ロスが発生しているということになります。小売店は、消費者の要望に応えるため、商品の安定供給、品質管理を慎重に行う必要があります。 商品により、温度や取り扱い要件が異なるため手間とコストがかかります。 現在手作業で行っている温度管理をICE-CONNECTプラグ&プレイセンサーを使い自動に切り替えることで、 食品ロスや人件費の削減、食中毒などの会社の信用に直結する問題を未然に防ぐ事にも繋がります。

課題

従来の人が温度管理している高コスト、非効率なマニュアル方式から脱却する事。 低コストで効率的、安定した温度管理システムを構築する事が目的。

解決策

最低 2 年は持つ温度センサーを搭載し、コストパフォーマンス・低電力消費の産業グレードのトラッカー 。

結果

• 食品ロスを15%削減 
• 付加価値サービスによる新たな収益。
• HACCPのガイドラインを満たす質の高い温度管理とレポート 。

Loca Service は、フランスに本社を構える大手冷蔵冷凍機器リース会社で、40 年以上にわたり、ヨーロッパの大中規模の小売店や食品メーカーを対象にカスタムメイドのリースサービスを提供しています。ヨーロッパ全土に12の代理店ネットワークを擁し、300 種類以上の製品を取り揃え、オーシャン、カルフール、モノプリ、スターバックス、ペプシコ、ダノンなどの店舗において 38,000 以上の製品が使用されています。

同社は、冷蔵のエキスパートとして、時間とコストのかかるマニュアルでのデータ収集をなくし、冷蔵庫を適切に管理するためのコスト効率と信頼性に優れたレポートソリューションの設計に取り組んでいます。

自動読み取りによって、厳しい規制に従いながら、特定の冷却条件、確実な食品保存、大規模なコストダウン/コスト削減を実現することができます。

温度管理の問題

温度管理冷蔵監視は、規制要件として求められているだけでなく、飲食品業界に大きな影響を与える非常に重要なものです。
冷蔵庫の故障による在庫ロスや、問題のある食品を意図せず販売してしまったことが原因で起こる食中毒などがあります。在庫ロスや故障による修理やメンテナンスなどの時間のロスは、 一時的なものです。 万が一食中毒などが起きてしまった場合、営業停止、製品回収、風評被害など事業継続に大きな影響を及ぼすことも考えられます。経験した人なら、これがどれほど手痛いことであるかお分りでしょう。在庫や (冷蔵庫を修理している間の) 時間のロスは一時的なものですが、評判の低下や顧客離れはビジネスに長期的な影響を与え、場合によっては倒産につながりかねません。

小売店には昔から、乳製品、魚、肉、飲料などを低温で維持するための冷蔵ディスプレイケースがあります。こうしたディスプレイケースを使用する場合、温度条件が維持されていることを確認するために一日何度も (最低 2 回) チェックする必要があります。温度データを手動で収集して、Excel シートにまとめ、HACCP 基準に従って最低 12 カ月この記録を保持しておかなければなりません。

こうした作業は、手間がかかるだけでなく、人的ミスにもつながりかねません。何より、営業時間外は作業を行うことができず、データにアクセスすることもできません 。

同社は冷蔵のエキスパートとして、温度管理の効率化に取り組みました。 従来の時間とコストのかかるマニュアル(手動)での温度管理から、 オート(自動)で温度管理するICE CONNECT プラグ&プレイ センサーを導入しました。 HACCPガイドラインに従い、食品ごとの冷却条件、確実な食品保存、大規模なコスト削減 を実現することに成功しました。

HACCP(ハサップ)とは?

HACCP(危害分析重要管理点)は、食品の安全性を確保する為、 原材料の仕入れから製品が出来上がるまでの工程を管理する 飲食品業界に義務付けられた法律です。

冷蔵温度の維持

このソリューションは、場所と温度の変化に関するデータを Loca Service に送信し、顧客が必要に応じて冷蔵庫を取り換えたり、商品を移動させたりしてすぐに対策を取れるようにするためのものです。 

冷蔵庫の電力が規定値を下回ると、メールと携帯電話のプッシュ通知を通して顧客に警告を送信し、故障の可能性を知らせます。温度が元に戻った場合は、2 通目の警告が送信されます。

温度管理で在庫ロスを徹底的に防

IoT ソリューションを導入することで、Loca の顧客は冷蔵設備に関する最新情報を定期的に受信し、以下に役立てることができます:

生鮮食品のロスを 15% 削減する

設備のエネルギー消費を監視する

温度が異常値を検知した際、モバイルアプリ、メール、またはテキストメッセージで警告を受信する

すべてのリース製品の管理を強化する (故障している冷蔵庫を修理または交換するなど)

簡単で手間のかからない設置
配線不要
追加設備不要
マニュアルでの読み取り不要

• クラウドベースのソフトウェア
• パーソナライズされた安全な常時アクセス
• リアルタイムの温度データをリモートで表示
• PDF、Excel、または CSV 形式にエクスポート可能
• 既存の IT システムに簡単に統合可能
• 温度グラフ、位置情報履歴を含む屋内または屋外の位置情報をまとめたレポートを毎日発行

UnaBiz と IoThink に出会ったことで、Ice-Connect のアイデアが実現しました。高品質な製品を開発するためには、外部アンテナや温度探針といった高精度部品が必要でした。製品設計や製造に関する UnaBiz 研究開発チームの専門知識のお陰で、短期間で高度にカスタマイズされた製品を完成させることができました。

Sylvain LEHUT 
Loca Service IT マネージャー
www.loca-service.com | www.ice-connect.com

Loca Service のチームは冷蔵に情熱を捧げるプロフェッショナルなメンバーで構成されており、そのソリューションはさまざまなビジネスや用途に応用することができます。Loca Service は、冷蔵のエキスパートとして、顧客が手頃な予算内で戦略的な意思決定ツールを構築できるよう、冷蔵ディスプレイの総合管理を提供したいと考えています。Sigfox 0G ネットワークのエキスパートである UnaBiz が Loca Service をサポートすることで、最先端の技術イノベーションを駆使した ICE-CONNECT ハードウェアが実現しました。さらに、ICE-CONNECT の冷蔵データ処理と現地サポートの技術パートナーとして、IoThink とも提携しています。

Nicolas BAELE 
UnaBiz グローバルソリューションスペシャリスト