UnaBizとソフトバンクロボティクスの連携は、施設管理のマーケットにデジタル変革を起こします

ソフトバンクロボティクスとくうかんグループの合弁会社であるSmartBXでもUnaBizのセンサーが活用されます

2022年5月9日本 – Unabizソフトバンクロボティクスグループ株式会社と連携して、スマート施設の管理、清掃、メンテナンス向けにIoTセンサーとロボティクスのシームレスな統合を行い、作業プロセスの合理化、現場の人的管理の効率化を進めます。

この連携により、ソフトバンクロボティクス株式会社と株式会社くうかんが本日発表(リンク)したSmartBX株式会社でもUnabizのセンサーが活用されます。SmartBX株式会社は、スマート清掃業界参入のために設立され、ロボティクスとIoTセンサーの連携によって可能となる、デジタルデータの活用でアウトプットベースの清掃を実現します。 UnaBizは、人の出入りや建物内の空気の質を測定し、リアルタイムな清掃開始や、施設内の清浄度の確認を実現するセンサソリューションを提供しています。  

ロボット工学ソリューションの分野で世界的リーダーであるソフトバンクロボティクスグループ株式会社は、3週間前にシンガポールのCleanEnviro サミット2022において、大規模IoTプロバイダーであるUnaBizとのパートナーシップを発表しました。このパートナーシップは、シンガポール、日本、そしてその他のソフトバンクロボティクスが所在する地域およびグローバルオフィスにおいて、より絞られた対象へ、より質の高い清掃サービスを提供し、顧客体験を向上させることを目的としています。

「ソフトバンクロボティクスは施設運用者にAI対応の掃除機ロボットである”Whiz”等のソリューションを提供することに常に取り組んできました。保守モニタリングの予測データなどの破壊的テクノロジーの使用で、ビルインテリジェンスを施設の所有者に提供し、運用方法をデジタル化することができます。シンガポールの市場大手であるUnaBizと提携することで、お客様に付加価値をもたらすだけでなく、最終的にはセクター全体に変化をもたらすことが出来ると確信しています」とソフトバンクロボティクス株式会社 常務執行役員 兼 CBOの吉田健一氏は述べています。

UnaBiz JapanのマネージングディレクターであるPascal Gerbert-Gaillardは、次のように述べています。「設備管理者は、従業員の生産性を高め、顧客満足度の向上を図り、炭素排出量を削減するための技術を取り入れています。IoTとロボティクスには多くの補完的な目的があ り、両者の相乗効果によって、将来の混乱や成長に向けて新たな価値を切り開くことができます。この連携ではUnaConnectが活用されます。UnaConnectはIoTデータ管理プラットフォームで、任意のIoTデバイスから集約されたデータはSBR Universal Cloud Connectと連携されます。SBRGロボティクスとIoTデバイスとのシームレスなコミュニケーションは、業界全体にメリットをもたらすと考えています。」

UnaBizは、スマート施設管理において実績のあるIoTテクノロジーパートナーであり、デジタルトランスフォーメーションに取り組む企業向けにハイブリッドIoTソリューションの設計、製造、拡張を提供しています。2021年に同社は、シンガポールのTemasek Polytechnicに3,000を超えるセンサーを導入し、それは同国最大の統合施設管理プロジェクトの1つとなりました。UnaBizはスマート施設管理に加え、スマート計測、アセット管理、アセット追跡などのスマートシティアプリケーションにも注力しています。事業拡張により、世界中で130万個以上のセンサーが配備され、そのうち100万個以上は日本の大手LPガス企業であるニチガスのスマートガスメーターセンサーとして配備されました。